近頃の不動産事情

2007/10/11 12:37:33 PM 投稿, 近頃の不動産事情,



 この頃あちこちで200年住宅という言葉が聞かれます。福田総理は、30年程と言われている木造住宅の立替期間を6倍の200年にすべきという説を持っており、自民党はその実現に向けて各方面に働きかけ、提案されているのが200年住宅構想です。わが国の木造住宅は平均30年で建て替えられており、米国で55年、英国で77年といわれる住宅の更新期間に比べ余りにも短いといえます。一代限りで住宅を償却してしまうことを繰り返しているのは個人の資産の無駄使いであるばかりでなく資源の無駄使いであり、さらに産業廃棄物の大量発生をも招いているといえます。スクラップ&ビルドと言われるわが国の住宅のあり方は時代の要請に反しているといわねばなりません。
 200年という時間は余りにも永く、まぁ目標といったところでしょうが、しっかりした構造材で造られ丁寧なメンテナンスを施された建物は見た目に美しいだけでなく耐震性にも耐久性にも優れているのは間違いありません。世代を超えて受け継がれていく住宅は個人の経済的なゆとりを生み出すだけでなく、美しい町並みを造り出すに違いありません。
 実際の手法としては建物の構造と設備内装を分けて考えられた工法で建築されており時代に合わせて設備の置き換えが簡単にできることが重要です。伴って新築当時から時代を超えた設計やメンテナンスのデーターの履歴が必要になってきますから、200年構想ではこのデーターを「家歴書」と呼んで重要な要素としています。その他にも金融や、相続税のあり方、市場の整備など問題点はたくさんありますが、どっしりした風格のある街並みづくりの為にはいつかは始められねばならず、是非とも根ついてほしいと願ってやみません。燃やすのによいのは古木、飲むなら古酒、読むのには古典、信頼できるのは旧友と言うではありませんか。時代を経たどっしりとした家も必ずいいものに違いありません。




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