近頃の不動産事情

2007/05/11 12:35:17 PM 投稿, 近頃の不動産事情,



ゴールデンウィーク前に茨城町にロックシティがオープンしました。思ったよりも小ぶりな印象でしたが、生活に密着した業種の店舗が多くあれもこれも間に合う大型スーパーといった感じで、駐車場からも近く気軽に何度でも通える所といった安心感がありました。
 内原、大洗、ひたちなかと続けざまに、ショッピングモールができ、どこもそれなりに盛況のようですが、水戸に住む者にとってはその賑わいを見るにつけ人の集まる場所を持たない県庁所在地のわびしさを実感します。
 それでも、大工町の再開発、休ユニー跡の複合ビルの建設、旧ダイエービルのオープンなどの計画が発表されていますから、京成百貨店と共にいくつかの人の集まるコアが出来て、また街の中心部に人が溢れる日が来るのではないかと大きな期待を寄せずにはおれません。しかし再開発も大型ビルの建設も完成までにはかなりの時間を要します。願わくばそれまで既存商店街が今以上に零落せずに日本中のあちこちで成功がみられるような町屋の再生といった特色ある商店街を形成して持ちこたえてほしいものです。
 全国的に、都市部の郊外や地方の幹線道路沿いの大型スーパーや、ショッピングモールの建設はどんどん増える傾向ですが、一方では採算割れで閉鎖に追い込まれるところも随分出てきているようです。高齢化社会を迎えて、車に頼らずに事足りる都市の魅力があちこちで取り上げられるこの頃、小さな素敵な店がひしめく街、病院も銀行もレストランも歩いていける街はやっぱり魅力的です。
 1970年代からアメリカやカナダで生まれ世界中へ広がったBID(ビジネス.インプルーブメント.ディストリスト)という市街地活性化事業は、行政の認可を受けた一定の地域内の不動産所有者がアセスメントと呼ばれる負担金を徴収し、その資金でその地域独自の公共的サービスを行い、街に特徴を持たせ活性化させてゆくという手法ですが、打ち捨てられたスラム化した街であっても今や環境や商業の中心として生き返ったところも数多く、下がる一方だった不動産の価値も増大して再生に取り組んだ住民や不動産所有者の努力が報われていると聞いております。
 日本でも京都の町屋再生事業を始めとしてあちこちの小さな城下町や古い宿場町などで、思っても見ない賑わいに出くわすことがあります。こういった事業の成功のキーワードは郷土愛が支える住民の熱意だといつも感じます。
 郊外のショッピングモールと、中心市街地の活性化が共存出来ないと本当に住みよい町にはならないのではないでしょうか。




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