不動産売却時の登記費用は?内訳と費用を解説!

2024/02/07 06:00:05 AM 投稿, 不動産お役立ちブログ,



不動産売却により所有者が変わると、登記手続きが必要になります。
所有権の変更を公的に記録するこの手続きは、不動産取引の安全性と透明性を保証します。
しかし、登記手続きの重要性や費用について詳しく知らない方もいらっしゃるかもしれません。
本記事では、不動産売却における登記手続きの必要性と、その費用について詳しくご紹介します。

□不動産売却と登記手続き

不動産売却に際して、所有権者の変更を公的に記録するためには、登記手続きが不可欠です。
この登記がなければ、不動産の正しい権利関係が保証されません。
例えば、売主、買主、不動産仲介会社など関係者は、不動産の正式な所有者が誰であるかを確認できなくなります。

1:登記手続きの種類

登記には大きく分けて「表示登記」と「権利登記」の二種類があります。
表示登記は不動産の物理的状況を記録するもので、権利登記は不動産の権利状況や変動を記録するものです。
これらの登記が正しく行われることで、所有者は第三者に対して自身の権利を主張できます。

2:対抗力

登記によって生じる効力は「対抗力」と呼ばれ、不動産売買や相続などの手続きでトラブルを回避するのに重要です。
対抗力がなければ、売却ができない、金融機関からの借り入れが困難になる、相続時の手続きが複雑になるなどの問題が生じる可能性があります。

□不動産売却時の登記費用

不動産売却時の登記費用は、所有権移転登記と抵当権抹消登記の二つに分かれます。

1:所有権移転登記にかかる費用

所有権移転登記の費用は、登録免許税、司法書士報酬、実費の三つから成り立っています。
登録免許税は、不動産の価格や移転理由によって税率が異なります。
例えば、固定資産税評価額が1,000万円の土地の場合、登録免許税は約3万円となります。
また、司法書士の報酬は5万円程度が相場となります。

実費については、書類の発行費用や交通費などを含め、数千円程度を見込んでおきましょう。

2:抵当権抹消登記にかかる費用

抵当権抹消登記の費用は、登録免許税と司法書士報酬で構成されます。
抵当権抹消の登録免許税は一律1,000円、司法書士報酬の相場は約15,000円です。
不動産1個につき、合計約16,000円が相場となります。

□まとめ

不動産売却を考える際、登記手続きの重要性は非常に高く、安全かつ透明な取引のために必須です。
登記手続きには所有権移転登記と抵当権抹消登記があり、それぞれに必要な費用が発生します。
これらの情報を理解し、適切な手続きを行うことで、不動産売却をスムーズかつ安心して進められるでしょう。
水戸市、ひたちなか市、大洗町周辺で不動産売却をお考えの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。




上記物件の売買のご相談・ご連絡は、お問合せフォームよりご連絡ください。
〒310-0836 水戸市元吉田町72-7 TEL:029-304-2525 FAX:029-304-2626