離婚をしたら不動産はどうする?名義変更の方法をご紹介!

2022/06/16 06:00:00 AM 投稿, 不動産お役立ちブログ,



「離婚をしたら不動産はどうしたらいいのだろう」
水戸市、ひたちなか市、大洗町周辺でも、このようにお考えの方はいらっしゃいますよね。
今回はそのような方に向けて、名義変更の方法について解説します。
ぜひ参考にしてみてください。

□離婚をして不動産の住宅ローンの名義変更をするときの方法について

1つ目は、住宅ローンの借り換えをします。
例えば、夫名義のローンを妻に変更するのであれば、妻は新規で住宅ローンを契約します。
借り換えをした際は、借り換えの融資で前住宅ローンを返済します。
既存の住宅ローンが完済された後は、不動産に居住するものが債務者となります。
そして、新たに住宅ローンの支払いが始まります。

ただし、新たな債務者の審査が通りにくいです。
夫から妻に名義を変える場合には、妻にも同水準の収入を求められます。
妻が専業主婦やパートであれば、審査は通りにくいです。

2つ目は、連帯債務を変更します。
連帯債務者は、住宅ローンをともに返済する義務があります。
他の人に代わってもらうか、別の不動産を担保に入れる方法があります。
連帯債務者を変更する場合には、以前の連帯債務者と同水準の収入を得ている必要があります。
一般的に、連帯債務者になってくれるような人や資産を探すのは難しいため、あまり現実的な方法ではありません。

3つ目は、共有名義を統一します。
共有名義は、離婚後に居住をする側に統一ができます。
そのためには、契約の内容を変更する必要があります。

ただし、ローン回収のリスクが大きくなることから審査が厳しくなります。

□不動産の名義変更にかかる費用と税金について

名義変更のためには、登録免許税がかかります。
登記申請の際に必要となり、固定資産評価額の2パーセントを支払います。
また住民票などの書類を取り寄せるための費用もかかります。
司法書士に手続きの依頼をした場合には、その費用も必要です。

離婚によって財産を分与した場合には、贈与税はかかりません。

ただし、財産分与の範囲を超える場合には贈与税がかかることもあります。
離婚前に財産を分けてしまうと財産分与とみなされないことがあるので注意しましょう。

□まとめ

今回は、名義変更の方法について解説しました。
また、名義変更にかかる費用と税金についてもお分かりいただけたかと思います。
ぜひこの情報を参考にして、不動産の名義変更について考えてみてくださいね。
ご不明点がありましたら、いつでも当社へご連絡してください。




上記物件の売買のご相談・ご連絡は、お問合せフォームよりご連絡ください。
〒310-0836 水戸市元吉田町72-7 TEL:029-304-2525 FAX:029-304-2626